「新入生100円朝定食体験企画」に込められた思い

 先日お伝えした「新入生が100円朝定食を無料体験」(4.9付)。この企画の発案者であり、実施へと導いたBKC7学部のオリター団代表、副島康裕さん(経済学部3回生)のインタビューを掲載します。新入生に100円朝定食を提供した背景には、どのような思いがあったのでしょうか。

  副島さん

【BKC7学部オリター団代表 経済学部3回生 副島康裕さん】

 ― 「100円朝定食無料企画」を考案したきっかけと実施までの経緯を教えてください。

  バイトで帰宅が遅いこともあり、朝ぎりぎりに起きてごはんを食べずに大学へ行くことが多くなっていた今年の始め頃、テレビで100円朝定食のことを知った母親から、朝ごはんをきちんと食べているのかときかれました。その母親の言葉に背中を押されるように、100円朝定食を利用してみることに。1限目に授業がないときでも、課題に取り組む時間や好きな読書にあてることができ、朝から有効に時間を使うことで生活習慣が改善されたと感じました。

 この自分の経験から朝食を食べることの重要性を再認識し、新入生に生活リズムを整えるきっかけとして100円朝定食を利用してほしいと考えました。また100円朝定食を実現してくれた父母の方々の思いに応えるために、今度は自分が広める立場にならなければとも感じて。そして学生オフィスのスタッフの方に相談し、BKC各学部のオリター代表の賛同を得て、父母教育後援会に無料提供支援のお願いをしました。たくさんの方の理解や協力があって、企画の実施に至ることができたのです。

 

― 実際におこなってみてどうでしたか。

  新入生たちに喜んでもらえ、すごく評判がよかったです。朝定食を食べる前に、オリターからこの100円朝定食が父母教育後援会の支援で成り立っていることや、朝ごはんをきちんと食べることの大切さを伝えられたこともよかったですね。大学生活は自由に使える時間が多いからこそ、いかに有効に使うかが日々の充実へとつながっていきます。そのためにも100円朝定食を利用してもらえたらと思います。1人暮らしをしている学生も多いので、健康管理のうえでも必要だと感じますし、1回生の今の段階からいい生活習慣を身につけていってほしいですね。自分の経験からいっても、生活リズムが1度狂ってしまうと直すのが大変でしたから。これからも1人でも多くの学生に利用してもらいたいですね。

 

― 副島さんにとって100円朝定食とはどんな存在ですか。

  朝ごはんを食べると元気がでて、授業にも集中できるということを実感できたのは100円朝定食があったからこそ。また夜早く寝るようになり、自分の生活リズムを変えて、より大学生活を充実させるきっかけになりました。それまでは朝ごはんはほぼ食べておらず、食べるとしてもコンビニで買ったパンなどでしたから。きちんとした生活を送って、親を安心させてあげたいです。この100円朝定食を通して自分たち学生は父母教育後援会など、色々な方に支えられていることにも気づけました。

 

― 今後、父母教育後援会と共同でおこなっていきたいことはありますか。

  今度は、「100円朝食のレシピを募集する」という企画を考えています。1回生が考えて、オリターがそのアイデアを集約しようかなと。100円でこんなことができるんだと1回生が思ってくれたら、自炊につながっていくかもしれないと考えています。そのようなグループワークではクラスの結びつきや個人の発言力・傾聴力が高まる効果も期待できますし。100円朝定食が生活を見直す“きっかけ”となればいいなと思います。立命館大学には栄養を学ぶスポーツ健康科学部などもありますし、これからは各学部の得意分野で協力し合えたらとも考えています。